出版社:建築資料研究社(雑誌)
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住宅建築2010年12月号(No.424)
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著者名
:
建築資料研究社
出版社
:建築資料研究社(雑誌)
カテゴリー
:雑誌
ジャンル
:雑誌 建築・デザイン 科学 工学一般 暮らし・生活 住まい
ポイント:1,809pt 価格:1,989円(税込)
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1983年から活動を始めた住まい塾は、設計者・職人・建築主が一体となって豊かな住空間の創造を目指し、三者が本物を見極める目を養う勉強会、各専門業者が交流をしながら切磋琢磨する研究会、設計者を目指す人の設計養成塾、住宅設計を行う創作活動、この4つの柱を軸に、有機的な運動を続けています。
今回の特集では、江戸時代から建つ農家再生事例を含めて、5軒の住宅を紹介しています。「府中の舎」の建主と高橋さんの巻頭座談をはじめ、各住宅それぞれの建主の声も紹介しています。「現在は、暮らしのことを考えたうえで、住まいのことを考えるというあたり前のことがないがしろにされているのでは。家を建てれば、理想の暮らしが実現できるということはあり得ない。自分たちの暮らしに必要な家を建てるために、まずは自分たちが地に足をつけた暮らしをすることが重要だ」と語る高橋修一/住まい塾の家づくりを是非ご覧ください。
作品紹介では、オークヴィレッジ木造建築研究所の事例を取り上げます。
オークヴィレッジは、飛騨高山を拠点とした制作集団です。建築部門となる「オークヴィレッジ木造建築研究所」では、適材適所に無垢材を使い、伝統的な構法の可能性を広げ、日本の民家に学ぶ地産地生の家づくりを現代の空間へと蘇らせています。今回紹介する住宅では、いずれも風景を採り込む開口部廻りを中心にディテールを含めて紹介しています。窓はひとつの壁としても捉えられ、開口部分とFIXとの取り合いのバランス、建具との納まりから考えられた柱の寸法など、開口部の機能とデザインのバランスを読み解くことができます。