出版社:文藝春秋
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東芝 大裏面史
著者名
:
FACTA編集部
出版社
:文藝春秋
カテゴリー
:ノンフィクション
ジャンル
:ノンフィクション ノンフィクション一般
ポイント:1,111pt 価格:1,222円(税込)
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19万人もの社員を抱える名門企業がなぜ経営危機に陥ってしまったのか。アメリカの原発会社ウェスチングハウスを法外な値段で買収したこと、3.11後の原子力発電事業の低迷、トップの権力争い、粉飾決算の発覚・・・・・・。危機の背後には経済産業省主導による原子力政策があった。
【目次】
◎第一章 経産省にババを引かされた◎
−米原発会社ウェスチングハウス買収。高値づかみの戦犯は経済産業省の中に。
◎第二章 原発ビジネスへの傾注 2008〜2011年◎
−ウェスチングハウス買収から東日本大震災前までの記事を再録し、問題点を浮かび上がらせる。
◎第三章 上層部の暗闘 2012〜2015年◎
−3・11以降、原子力ビジネスは存亡の危機に。半導体事業にも陰りが見える中、会長と社長の確執が表面化する。
◎第四章 粉飾決算の発覚 2015〜2016年◎
−内部告発により不正会計が明らかに。西田、佐々木、田中の歴代3社長の辞任を発表した。
◎第五章 再建か解体か、泥沼の混迷へ 2016〜2017年◎
−莫大な債務超過に陥った東芝は混迷を続ける。Xデーがやって来ることはあるのだろうか。
◎第六章 原子力ルネッサンスの幻◎
−90年代、国内で電力自由化を推し進めるべく「聖域」に踏み込んだ男が経産省にいた。
◎第七章 「フクシマ」のTSUNAMI◎
−未曽有の大災害が東芝にもたらしたものとは。
◎第八章 トランプのデッドライン◎
−連邦破産法申請でも安閑とはしていられない。日米原子力協定更新という一大事が迫る。