出版社:中央公論新社
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帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路
立ち読み
著者名
:
小野容照 著
出版社
:中央公論新社
カテゴリー
:人文・社会科学
ジャンル
:人文・社会科学 日本史 人文・社会科学 東洋史 人文・社会科学 文化史・文化論 海外・翻訳 韓国語 趣味・実用 野球 社会・政治 政治
ポイント:1,650pt 価格:1,815円(税込)
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植民地時代の朝鮮野球は、朝鮮人と支配者日本人双方から重視されていた。日本人との試合は大いに盛り上がり、朝鮮ナショナリズムに火をつける。他方で当局は、中等学校の甲子園出場に道を開き、都市対抗野球を後押しし優勝に導くなど、融和政策 に“活用"する。
本書は19世紀末から「解放」される1945年まで、複雑な道程を辿った朝鮮野球について、2つの"民族"を通して描くものである。
序章 変化する野球用語
第1章 ベースボールの伝来と野球の普及―韓国併合前
第2章 暗黒時代―武断政治下の野球界
第3章 「民族の発展は壮健な身体から」―文化政治期の朝鮮野球界1
第4章 帝国日本の野球イベント―文化政治期の朝鮮野球界2
第5章 戦時期朝鮮の野球界
終章 植民地朝鮮の野球とは何だったのか