出版社:中央公論新社
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江戸の大詩人 元政上人 京都深草で育んだ詩心と仏教
立ち読み
著者名
:
植木雅俊 著
出版社
:中央公論新社
カテゴリー
:人文・社会科学
ジャンル
:人文・社会科学 文化史・文化論 文芸 詩歌・俳句 文芸 近世文学 人文・社会科学 宗教一般
ポイント:1,900pt 価格:2,090円(税込)
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元政上人の名前を知る人は、今となってはほとんどいないかもしれない。まさに“忘れられた詩人・文学者”である。けれども、松尾芭蕉や、井原西鶴、北村季吟、小林一茶、宝井其角、与謝蕪村といった江戸時代を代表する文化人たちがこぞって元政上人を仰ぎ、讃嘆していた人であり、宮沢賢治の「雨ニモマケズ手帳」にも「元政」の名前を挙げて上人の短歌がメモされていたことなどを知れば、没後三百五十年の歳月を経た今、元政上人を改めて見直すことも、日本文化の源流を知る上で重要なことであろう。――「はしがき」より