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出版社:左右社*
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相思樹の歌
著者名
:
西園徹彦
出版社
:左右社*
カテゴリー
:文芸
ジャンル
:文芸 文芸一般
ポイント:1,400pt 価格:1,540円(税込)
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ユーザーレビュー
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5 |
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あらすじ
昭和二十年、沖縄。女子師範学校では音楽教師・東風原敬司と生徒たちが秘密に行なう卒業式に向けて合唱練習をしていた。東京から沖縄に越してきた中学生・片岡草志は、相思樹並木の向こうから聴こえてくる音色に心惹かれ、東風原との偶然の出逢いから練習に参加するようになる。
生徒たちが練習していた「相思樹の歌」は、若き陸軍少尉・大江博斗が勤労動員で出逢った生徒たちの卒業を祝して贈った詩に、東風原が曲をつけたものだという。戦局の悪化により中止が決まった卒業式にかわり、彼らはひそかに“卒業式”を計画していたのだった。大江、東風原、生徒たちと友情を育む草志だったが、その“卒業式”を目前に、米軍の沖縄上陸が確定的となり彼らは戦地へと駆り出されてしまう――いまなお聴かれ歌い継がれる沖縄の名曲「相思樹の歌」をモチーフに鎮魂と再生を描く青春小説。
今日マチ子先生、推薦!
何度でも想像し、たぐり寄せ、紡ぐ沖縄。 あの時の音楽と共に。