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東京ろまんちっ句
出版社:余美太伊堂文庫
東京ろまんちっ句
著者名
出版社
余美太伊堂文庫
カテゴリー
文芸
ジャンル
文芸 詩歌・俳句 文芸 エッセイ・随筆

ポイント:1,200pt

価格:1,320円(税込)

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商品説明
本書は、雑誌『東京人』に一九八七年から足かけ五年間にわたり、「とうきょうヒッチはい句」と題して掲載したコラムをまとめたものです。

前口上より──
「東京育ちということ」
 江戸の時代から地方の男たちは「江戸」をめざして大挙してやって来た。「立身出生」を願い、「商売での自立」をめざして集まった。
 現在も地方の農村・漁村の若者たちは続々と「東京」などの大都市をめざしてなだれ込むようにやってくる。
 そして、やがて彼らは、結婚し、家庭をもつ。その住宅やマンションが、30年35年という長期ローンの完済期限がそのまま「東京都民」として永住することを意味する。
つまりそれは、そのまま「東京育ち」という条件にも充当することにもなるのだ。
 かつて「東京郊外」といわれていた閑静な住宅地は、このところ急速に変貌している。
 つまり、昔ながらの自然の興趣を遺していた和みのあった風景は、突如として現出した近代ビル(タワーマンションなど)によって、大きく変貌した。
 たとえば、武蔵野市吉祥寺とか、杉並区とか、練馬区大泉・石神井辺とかの早くから住宅地として造成されてきた街よりも、もうひとつ外郭の「ひなびた風情の町」だった場所が、それこそいま眼を見張るように「近代化」を遂げている。
 東京周辺でいえば、最近まで田や畑や雑木林だった半農村地域の変革は、むしろ驚異的ですらある。
 たとえば埼玉県所以西とか、松戸・市川市以北、また横浜以西などなどの新タウンの開発造成地。
 拙著「東京ろまんちっ句」に記録した街もすでに大変貌をとげている。
 さて、急増する「東京新民」の皆さんにとっての――つまり、「人生を全うする街」は、どんな記憶を遺すのだろうか。

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