出版社:小学館
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うちの宿六が十手持ちですみません
立ち読み
著者名
:
神楽坂淳
出版社
:小学館
カテゴリー
:文芸
ジャンル
:文芸 時代小説 文芸 文芸一般
ポイント:580pt 価格:638円(税込)
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江戸は柳橋で一番人気の芸者・菊弥は、男まさりで気風がよい。芸は売っても身は売らないを地でいっている。
そんな芸者仲間からの信頼も厚い菊弥だけれど、ただ一つだけ欠点がある。実は、根っからの「ダメ男好き」なのだ。
恋人で岡っ引きの北斗は、誰がどこからどう見ても、「ダメ男」。しかも、自分は「デキる男」と深く思い込んでいる。なのに、菊弥は恋心が全然吹っ切れない。
その「ダメ男」で恋人の北斗が、「菊弥馴染みの大店が盗賊に狙われている」と知らせにやって来た。もちろん、しっかり小遣いをねだるのを忘れないところが、腹が立つ。
事件を解決しようとしているのか、それとも、引っかき回そうとしているのか分からない、飄々とした北斗の姿を見て、菊弥はひとり呟くのだった――。
「世間のみなさま、すみません」
新進気鋭の人気作家が描く、ほのぼのお笑い捕物帖第一弾!