出版社:文藝春秋
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聖乳歯の迷宮
著者名
:
本岡類
出版社
:文藝春秋
カテゴリー
:文芸
ジャンル
:文芸 ミステリ 文芸 文芸一般
ポイント:864pt 価格:950円(税込)
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先端科学の知識と作家的想像力を駆使し緻密に組み立てられ傑作ミステリ。
日本版「ダ・ヴィンチ・コード」登場!
日本人考古学者・夏原圭介はキリスト生誕の地・イスラエルのナザレで、
〈イエスの乳歯〉と思われる歯を発掘した。
しかも、その乳歯からはホモサピエンスとは異なるDNAが検出された。
イエス・キリストは現生人類とは異なる〈人類〉だったのか?
イエスの乳歯はセンセーショナルな話題を呼び、
神の実在が証明されたとして世界中でキリスト教をはじめとした
宗教ブームが湧き起こる。
夏原の旧友で新聞記者の小田切秀樹は夏原のインタビューに
成功する一方で、妻の夕海が勢いを増した新興宗教に
取り込まれてしまい苦悩する。
そんな折、夏原と同じく大学の同じサークルだった
沼修司が亡くなったとの知らせが届く。教師のかたわら、
源為朝の鬼退治伝説を調べていた沼は、
青ヶ島で調査中に事故死を遂げたらしい。
沼の妹から兄の遺品整理をして欲しいと頼まれた小田切は、
彼ら三人の恩師の娘で、やはり同級生だった秦野牧と一緒に
青ヶ島へ赴くが、そこで思いがけない事態に陥るのだった。