出版社:秋水社ORIGINAL
|
相棒番外編〜リトル・ヴァカンス
立ち読み
著者名
:
塔栄のりこ
出版社
:秋水社ORIGINAL
カテゴリー
:文芸
ジャンル
:文芸 ボーイズラブ 文芸 メンズラブ 文芸 官能小説
ポイント:300pt 価格:330円(税込)
PC
iPhone
iPad
Android
|
シリーズ一覧
-
価格:660円(税込)
ポイント:600pt
-
価格:550円(税込)
ポイント:500pt
-
価格:660円(税込)
ポイント:600pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:825円(税込)
ポイント:750pt
-
価格:330円(税込)
ポイント:300pt
ユーザーレビュー
全体の評価 | |
---|---|
5 |
評価内訳 | 全て(0件) | |
---|---|---|
★★★★★(0件) | ||
★★★★☆(0件) | ||
★★★☆☆(0件) | ||
★★☆☆☆(0件) | ||
★☆☆☆☆(0件) |
マイケルは若者を見あげながら、ベッドサイドからゼリーの容器を手渡した。
ゼリーを手にして、興奮しながらも、純は羞恥にまぶたをふせる。
マイケルは上半身を起こすと、純の両腿をさらに押しひろげ、二本の指でなかの敏感な局所をこすって刺激した。ぐっと腰がせりあがり、純は、やめろとあえぐが、かまわずくぐもらせた指をこきざみに動かした。
「私が欲しいか、純?」
純は涙をあふれさせた眸で、せいいっぱいマイケルを見あげていた。
嗚咽をもらすまいと奥歯を噛みしめているのが、たまらなく愛おしかった。
なにも答えようとしない固く引き結んだ唇が、たまらなく憎かった。
「私は、純のすべてが欲しい……」
ひとつになった躰から、甘いすすり泣きがしていた。――本文より
『秘処』『ライド・ガイ・ライド』に続く先は――? 伝説の著者が放つ、男たちの甘いBLクライムノベル、番外編。